ついに試乗してしまったの巻
さて、前回マツダディーラーにいってからちょっとしてからのことです。ある休日、どうしてもRX-8に乗りたくなってしまい、試乗を決意しました。残念ながら、前回行ったディーラーには試乗車がなかったので、マツダのサイトから試乗車検索をして、家から一番近くでRX-8の試乗ができる店を探しました。
家からは少し離れていましたが、なんとか発見しました。さっそく車でディーラーに向かいます。
若干迷ったりしながら、なんとかディーラーへ到着しました。そこでは若そうなお姉さんが対応してくれた。大丈夫かな。
まずは簡単な説明を受ける。とはいっても、既に知っていることばっかりでしたが。そこでは前にいったディーラーではもらえなかったカタログをもらいました。そう、この時丁度RX-8が6AT化する寸前のタイミングだったのです。
買い替えのタイミングなどの話をし、(いますぐにでは無いということとか、今の車が10年たつので候補車をやっと検討し始めたとか)、試乗したいことを伝えました。
マニュアルしかないけど大丈夫ですか?と聞かれたので、多分大丈夫ですと応えた。1ヶ月前に北海道で数日間マニュアル車(スターレット 4MT)を運転しまくったので、ま、なんとかなるでしょう。
準備しますので少々お待ちをということなので感じで店内で少し待ちます。
しばらくすると、準備ができたことを知らされました。外に出ると試乗を待つばかりのRX-8がとまっています。こちらにリアを向けたレッドマイカのボディで。近づくにつれて思わず顔がにやけてしまいます。この日が来た!今、自分はまさに自分でRX-8を運転しようとしている!!
免許をとって以来、1ヶ月前に数日間マニュアル車を運転した以外、ずっとAT車の私。RX-8みたいなスポーツカーを果たして運転できるのか・・・。若干の不安と、期待、と変な緊張で不気味なテンションになっていきます。
フリースタイルドアの存在は知っていたので、まずは前のドアを開け、それから後部座席のドアを開けて、妻と娘を後部座席に乗せます。こっちのテンションが伝わってか、娘もこころなしか嬉しそうです。
そして、自分は運転席側に回りこんで、運転席のドアを開け、乗り込みます。イメージほどは低くない着座位置ですが、そこらのセダンよりは低い着座位置です。うーん、スポーツカーですね。
ついに座ってしまったよ!!!RX-8のドライバーズシートに!!
隣にディーラーのお姉さんが座る。お姉さん、何も言わずに黙っているので、エンジンかけていいんですよね?とアホな質問をしてエンジンをかける。意外に静か。窓を締め切った室内だからですかね?以前友人がRX-8で遊びに来たときに、外で聞いたエンジン音ほどの音はしません。振動もなく、静かにエンジンがスタートした。
低速トルクが弱いなんて噂を聞いていたものだから、気持ちアクセルをふかし気味にしながら、慎重にゆっくりクラッチをつなげた。
なんてことはない。普通にRX-8は発進しました。そりゃそうなんだろうが、「おおっ」と思うとともに、あまりに普通に発進したので、ちょっと拍子抜けしたぐらいでした。
その後、ドキドキの坂道発進もあったしましたが、一度もエンストせず試乗を終えてしまいました。どうですか?という店長さんらしき人の回答に対して、一番に出た言葉は「いやー、乗りやすいですね。」それがRX-8に対する印象に残った点でした。